アプリなしでiPadをwindowsパソコンのサブディスプレイにしたい
HDMIなど有線でiPadをモニターとして使いたい
モバイルモニターはないけど、iPadは家にある。お金はもったいないから、iPadをモバイルモニターのように使いたい!
本記事ではiPadをパソコンのサブディスプレイにする方法(HDMIなど有線・無線)を、WindowsとMacBook両方解説します。
結論、iPadをモバイルモニター化(外部モニター化)するのに必要なものは、以下のとおりです。
↓iPadのモニター化に必要!|キャプチャーボード(キャプチャーデバイス)
キャプチャーボードを使わずにiPadをモニター化する方法もあるので、併せて解説します。
MacBookのサブモニターであればSidecarが1番おすすめです。
追加アプリやキャプチャーボードが必要ありません。
本記事を読むことで、iPadを外部モニター化でき、パソコン作業効率が高まります。
iPadををサブディスプレイ化するアプリをほぼ全て網羅しているのは、本記事だけです。
モバイルモニターメインの当ブログの運営者であるこーたが解説いたします。
モバイルモニター専門の当ブログの運営者である、こーたが解説いたします。
\ 最大40%OFF!今だけ安く買える! /
amazonや楽天市場の人気商品のおすすめモバイルモニターを知りたい人は、「モバイルモニターおすすめランキング!人気13商品を徹底比較」をご覧ください。
iPadをモニター化!必要なものはキャプチャーボードやUVCアプリなど4つ
iPadをHDMIでモニター化するのに必要なものは、以下のとおりです。
キャプチャーボード(キャプチャーデバイス)
iPadに接続するデバイス(機械)を購入する必要があります。
iPadをHDMIでモニター化するには、キャプチャーボード(キャプチャーデバイス)を購入しましょう。
キャプチャーボード(キャプチャーデバイス)とは、カメラやゲームなどの映像をとりこむデバイス(機械)です。
キャプチャーボードを購入する際は、以下の2点に注意しましょう。
- USB Type-C to HDMI「USB-C&HDMI変換アダプタ」
- UVC(USB Video Class)
まず、USB Type-CをHDMIに変換できるアダプタを購入しましょう。
また、UVC(USB Video Class)に対応しているかの確認も重要です。
UVCとは、直接接続するだけでモニターとして使用できる機能。
Amazonでキャプチャーボードを購入する際は、「キャプチャーボード USB-C HDMI」と検索しましょう。
おすすめはNewluckのUSB-C & HDMI 変換アダプタです。
Amazonの内蔵型TVチューナー・キャプチャーボードランキング1位(2025年1月時点)の商品で安心です。
キャプチャーボードは2,000円程度で購入できますよ。
実際に僕が購入して動作確認済みです!
HDMIケーブル
キャプチャーボードとswitchやパソコンなどの機器を接続するためのHDMIケーブルが必要です。
HDMIケーブルは3種類あります。
HDMIコネクタ(タイプAコネクタ) | |
ミニHDMIコネクタ(タイプCコネクタ) | |
マイクロHDMIコネクタ(タイプDコネクタ) |
(出典:サンワサプライ)
3種類のうち、1番上のHDMIコネクタ(普通のHDMI)を購入しましょう。
ミニHDMIやマイクロHDMIは大きさが異なるので、ご注意ください。
またHDMIケーブルによっては、iPadの外部モニター化に対応していないものがあります。
そのためHDMIを新しく購入する際は、「ハイスピード」と記述のあるものを購入しましょう。
HDMIケーブルは1,000円で購入できるものがほとんどです。
迷ったら、以下のHDMIケーブルがおすすめです。
ケーブルについての詳細は、「モニターの電源が入らない?映らないを解決する方法」をご参照ください。
iPadのUVCアプリ(PadDisplay、Cam X、Camo studio、Genki Studio)
iPadをHDMIでモニター化するためのアプリをインストールする必要があります。
以下の4つのアプリのうち、いずれかをインストールしましょう。
Camo studio | PadDisplay | Cam X | Genki Studio |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
iOS17以上 | 古いモデルには 対応していない (iPad第6世代など) | iOS17以上 | 古いモデルには 対応していない (iPad第6世代など) |
どれも無料アプリで問題なく動作します。
今回はCamo studioを使って解説します。
duet displayというアプリも有名ですが、現在(2025年1月時点)有料のサブスクになっております…
Type-C接続のiPad
HDMIで外部モニター化(サブモニター化)できるiPadは以下のとおりです。
USB-Type-Cケーブルが接続できるiPadが外部モニター化できます。
キャプチャーボードもType-C接続を使用するためです。
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降
- iPad Pro 11インチ(第1世代)以降
- iPad(第10世代)以降
- iPad Air(第4世代)以降
- iPad mini(第6世代)以降
↑すべてType-C接続
外部モニター化におすすめするiPadは、iPad Air 13インチです。
作業スペースを広げるのであれば、13インチがおすすめですよ。
画面のサイズや処理の早さなどで、iPadは種類が異なります。
くわしくはこちらのAppleのサイトをご覧ください。
2023年9月にiPadOS 17がリリースされ、ゲーム機やカメラの映像・音声が入力可能になりました。
iPadをHDMIでモニター化する際、スタンドがあるとiPadが自立して設置できるのでおすすめです。
iPadをモニター化する方法!手順をくわしく解説(Camo Studio)
以下の2ステップで簡単にiPadを外部モニター化できます。
- ケーブルをつなぐ
- iPadアプリの設定
1.ケーブルをつなぐ
iPadから近い順にキャプチャーボード、HDMIケーブルと接続します。
写真はMacBookAirとせつぞくしていてMacBook側にHDMIケーブルの端子がないため、ハブでType-C端子をHDMIに変換しております。
switchなどのゲームと接続する場合も同様に、キャプチャーボードとHDMIケーブルを接続します。
2.iPadアプリ(Camo Studio)を開く
前章でお伝えしたiPadのアプリを開いて設定するだけです。
各アプリで設定方法が異なるので、ご注意ください。
キャプチャーボード無しでiPadを外部モニター化!spacedesk
Windowsのパソコンのみ、キャプチャーボード無しかつ無料でiPadをサブモニター化できます。
- アプリ「spacedesk」
- iPad(Type-CでなくてもOK)
- (HDMIケーブル)←無線接続する場合は必要なし
必要なものはキャプチャーボード無しなので、追加で購入するものはありません。
代わりにアプリ「spacedesk」を使用します。
キャプチャーボード有りのやり方と異なり、パソコンとiPad両方にspacedeskをダウンロードするので、注意が必要です。
パソコンのダウンロードはこちらからできます。
spacedeskと似たアプリに「Yam Display」や「LetsView」があります。
両方とも有料でないと使いづらいので、今回は割愛いたします。
さらにspacedeskは有線・無線どちらでも接続できるので、HDMIケーブルが無くても接続できますよ。
【Windows】spacedeskでiPadをサブモニター化する方法
1.ケーブルをつなぐ(無線の場合はスキップ)
Type-CケーブルでiPadとパソコンをつなぎます。
無線の場合はケーブルをつながずに次へ進みます。
2. パソコンとiPadでspacedeskをインストール
パソコンとiPadそれぞれでspacedeskをインストールします。
iPadはApp Store、パソコンはブラウザから「Next」を押すだけで、特に難しい設定無しでインストールできますよ。
↓パソコンのダウンロード方法
ご自身のWindowsのバージョンに合わせてダウンロードしてください。
3. iPadとパソコンそれぞれでspacedeskを立ち上げる
4. iPad側のspacedeskで接続するPCをタップ
タップするだけですぐにiPadの画面が切り替わり、パソコンの画面がiPadに複製されます。
5. パソコンのディスプレイ設定で画面を複製する
iPadとパソコンの画面が同じ(ミラーリング)なので、拡張してデュアルディスプレイにできるようにします。
パソコンのWindowsの設定を開き、「ディスプレイ」の設定を編集します。
下のように、マルチディスプレイの「表示画面を拡張する」を選択すると、iPadがサブディスプレイになります。
※spacedeskの拡張を切る方法
iPad側からspacedeskの通信を切れます。
MacBookのサブモニターならSidecarがおすすめ!
spacedeskやLetsViewのアプリはMacBookでは使用できないので、MacBookとiPadの接続はSidecarがおすすめですよ。
必要なものはMacBookとiPadのみ!
Sidecarを使う場合、追加アプリやHDMIケーブルなどは必要ありません。
MacBookとiPadを用意するだけです。
Sidecarに対応しているモデルは以下のとおりです。
iPad | iPad mini(第5世代以降) iPad(第6世代以降) iPad Air(第3世代以降) iPad Pro(すべてのモデル) |
MacBook | MacBook Pro(2016年以降) MacBook Air(2018年以降) MacBook(2016年以降) Mac mini(2018年以降) iMac Pro(2017年以降) iMac(2015年以降) Mac Pro(2019年以降) |
Sidecarを利用するには、iPadとMac両方で同じAppleアカウントである必要があります。
iPadとMacBook両方とも設定アプリを開くと、同じアカウントかどうかがわかります。
iPadをモニター化する方法!手順をくわしく解説
Sidecarの設定手順は以下のとおりです。
AppleのサイトでもSidecarをくわしく解説しております。
- iPadとMac両方でWi-Fi、Bluetooth、Handoffをオンにする
- iPadとMacで同じApple IDを使ってサインインする。
- MacBook側のAppleの設定アプリ→「ディスプレイ」→「+」→「ミラーリングまたは拡張」
Sidecar接続解除の方法
MacBookの場合:もう一度ディスプレイ設定の「+」→「ミラーリングまたは拡張」をクリック
iPadの場合:サイドバー左下の接続解除マークをタップ
iPadをサブディスプレイ化したときの注意点
- iPadのタッチが使用できない(Sidecarの場合、iPadのサイドバーはタップできる)
- iPadの解像度は変更できない
参考にしてみてください。
iPad モニター化に関するQ&A
【外部モニター化に最適】購入すべきおすすめのiPadは何ですか?
- 【外部モニター化に最適】購入すべきおすすめのiPadは何ですか?
-
MacBookの画面サイズと同じくらいの13インチのiPad Airがおすすめです。
実際にiPad(10インチ)をサブディスプレイにして作業しましたが、画面サイズが小さかったです。
最低13インチ以上ないと、作業効率が上がりません。
サブモニターとして使用するのであれば、13インチのiPad Airを購入しましょう。
結局モバイルモニターとiPadどっちがお得?
- 結局モバイルモニターとiPadどっちがお得?
-
これから買う人や、大きい画面がほしければモバイルモニター。すでにiPadを持っていれば購入しなくてよい!
モバイルモニターは安くて10,000〜20,000円で購入できます。
iPadは普通のiPad(第10世代)で70,000円ほどです。
安い方がほしい方は、モバイルモニターがおすすめですよ。
ゲーム用やパソコンのデュアルディスプレイ(2画面)用がほしいのであれば、モバイルモニターで十分です。
- より値段が安い方がほしい人(¥10,000〜)
- 作業スペースを13インチより大きくしたい人
またiPadの画面は大きくて12.9インチなので、12.9インチより大きい画面がほしい方は、モバイルモニターがおすすめですよ。
タブレットもついでにほしいのであれば、iPadがおすすめです。
まとめ:キャプチャーボード(USB-C&HDMI)でiPadをモニター化できる!
iPadをHDMIでモニター化するのに必要なものは以下のとおりです。
↓iPadのモニター化に必要!|キャプチャーボード(キャプチャーデバイス)
iPadをHDMIでモニター化する手順は以下のとおりです。
- ケーブルをつなぐ
- iPadアプリの設定
安く購入するのであれば、楽天カードを発行するのがお得です。
初めて楽天カードを作る方は最大5000ポイント以上もらえます。
時には8000ポイント以上もらえるキャンペーンもあります。
多くポイントがもらえる今始めるべきです!
また、モバイルモニターをAmazonで購入する際は、タイムセール期間を狙うのがおすすめです。
タイムセールを行っているとき、商品画面の値段近くに赤文字で「セール」と記述してあります。
40%以上安くなる場合があるので、ほしいモバイルモニターがセール中なら、逃さずチェックしましょう!
\ 最大40%OFF!今だけ安く買える! /
少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
おすすめモバイルモニターを知りたい人やモバイルモニターの購入を検討している人は、以下の記事もご覧ください。
モバイルモニター人気商品のおすすめ:「モバイルモニターおすすめランキング!人気13商品を徹底比較」
一万円以下でも買えるモバイルモニター:「一万円以下でも買える安いおすすめモバイルモニター7選」
初めて買う人へ!モバイルモニターの完全解説マニュアル:「【初心者はまずコレ!】モバイルモニターとは?完全解説マニュアル」
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] iPadをモバイルモニターとして使う方法は、「【2024年最新】iPadをHDMI接続で外部モニター化する方法」をご参照ください。 […]