今回は、FPの勉強がお金の勉強に本当になるのかどうかについて紹介していきます。
お金の勉強を最近始めました。FPの資格勉強を勧められたけど、本当に役に立つのか知りたい
資格の勉強は時間とお金がかかり、かなり大変ですよね。
ちなみに、FPとはファイナンシャルプランナーのことです。金銭的に(ファイナンシャル)計画する人(プランナー)ということで、人生のお金のやりくりなどを相談する人、サポートする人の資格です。保険や税金などの知っておくべきお金の基礎知識を勉強することができます。
お金の話って学校でやらないから自分で勉強しなければなりません。お金は人生で絶対に必要なものです。なので、お金で損したくないですよね。
結論から申し上げますと、お金の勉強の第一歩としてFP3級を取得することはとってもおすすめです。
この記事をサラッと読むだけで、FPの勉強がお金の勉強になるのかが分かります。実際にFP3級を取得した僕がFPの勉強はお金の勉強に最適かどうか解説します。
僕はリベラルアーツ大学(リベ大)でお金の勉強をしています。その中でFP3級を勉強すると、お金の基礎知識を身につけることができるという記事を拝見しました。FP3級を取るべきという記事を読んだのがきっかけで、僕はFP3級を取ることに決めました。リベラルアーツ大学(リベ大)でも独学で合格できると言っていたので、おすすめされた参考書を買って勉強し、合格できました。
FPはお金の勉強になる?おすすめするたった一つの理由
義務教育や高校では、税金が何%かかるという話や保険の種類などの話は正確にはされなかった記憶があります。
明確に学校でテストがあったわけではないので、勉強したか覚えていないです…
例えばFP3級では以下の内容について試験します。
試験問題は以下のリンクを参照してみてください。
上の内容や試験問題のリンクを見ると、どんな内容を勉強するのかイメージしやすいと思います。
特に、税金、保険、年金、不動産の話など社会人になって実際に働いたときに役立つ話がたくさんあります。
実際に僕がFP3級を勉強してみて分かったことのほんの一部を紹介します。
税金の種類、控除が分かる
なぜアルバイトの103万の壁があるのかが分かります
子供の教育にかかる費用を準備する制度が分かる
公的な制度を知っておくと、子供の教育に必要なお金を効率よく準備できます。
社会保険(医療保険や雇用保険など)の適用範囲が分かり、制度を有効活用できる
身近な医療費の負担から出産手当金など誰かに一回教えてもらわないと知らないようなお金の節約につながる大事な知識を学ぶことができます。
私的保険(生命保険や損害保険など)の種類や制度が詳しくわかる
保険会社の説明ではなく、自分の力でなるべく保険を理解することは保険料の節約に各日につながります。
不動産にかかる税金や控除がわかる
マイホームは人生で大きな買い物になると思います。制度を正しく理解して利用することで、大きなお金の損失を少しでも減らすことにつながります。
僕はまだ学生なので、税金や保険、不動産について身近ではないので、実益を感じたことはあまりありません。
しかし、将来のお金の節約やお金を増やすための近道となる知識がたくさんFPの勉強内容にあると確信しました。
実際、火災保険の保険内容は火災だけかと思っていました…しかし、火災以外にも適用できることを初めて知りました。
このようにFPを勉強することで、知らなかった知識が学べ、将来の不安は確実に少なくなると思います。
これらの知識がわかると、制度を賢く利用することで、無駄な支出を減らすことができ、お金を増やすことができます。
FPの勉強をおすすめする人
将来お金を貯めるために、お金の勉強を始めたい初心者にFPの資格の勉強は最適です。
税金、保険、不動産などのお金に関する広い知識をまんべんなく勉強することができます。
試しに本屋さんで参考書読んでみてください。
既に税金や保険、年金に詳しい人は勉強する必要はないと思います。
知らない知識が多いと感じた方は一度参考書を購入して勉強してみることをおすすめします。
ちなみに僕は「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」という参考書を使いました。
また、FP3級で学ぶ投資の内容は、配当利回りなどの用語の暗記がほとんどです。
僕自身が少し投資をやってみて、まだ役になった場面には巡り合っていないです。
FP3級の試験詳細(日程、時間)
FP3級の試験詳細をまとめます。
それぞれの公式サイトに詳細は載っているので、確認してみてください。
試験日程
9月・1月・5月の年3回
試験時間
午前の学科試験と午後の実技試験の2つあります。
名前は違いますが、どちらも筆記のテストです。
学科試験は120分、実技試験は60分です。
僕の感想ですが、時間はかなり余ると思います。
金財と日本FP協会どっちが良い?
金財と日本FP協会という2つの実施機関があります。
二つの実施機関の違いは以下の通りです。
金財 | 日本FP協会 | |
出題形式 | 事例形式5題 | 三択問題20問 |
出題科目 | 個人資産相談業務か保険顧客資産相談業務から1つ | 資産設計提案業務 |
合格率 | 40-60% | 70%-90% |
金財は団体で受験する人が多いため、合格率が低いと言われております。
そのため、結論、どちらでもよいと思います。
どちらも同じ資格です。
ちなみに僕は日本FP協会で受験しました。
FP3級独学の勉強方法 (凡人でもこれ通りマネするだけで合格!)
「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」と「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」という参考書を購入しました。(TAC出版)
僕はお金の知識ゼロから独学で勉強しましたが、カラーで図などで分かりやすく説明してありました。
これら2つの参考書を使った、僕が独学で合格できた勉強法について説明します。
「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」に「「みん欲し」を使った効果的な学習の進め方」というページがあり、本が勧める勉強法は載っております。
僕は、そのページの勉強法を参考にしながら、少し変えて勉強しました。
基本テキストを読んで、すぐに該当箇所の問題集を解きます。
これを1日2,3時間、約1ヶ月半勉強していました。
試験1週間前は焦って勉強時間をもう少し増やしていたかもしれません。
FP3級独学の勉強のポイント4点(凡人でも一発合格できるポイントを解説)
1周目で全て理解しなくて良い
FP3級の試験内容は幅広いです。
保険、年金、金融資産運用、税金、不動産、相続など…全然知らん範囲もある…
中には馴染みの無い分野もあると思うので、1周目で完璧に理解しようとすると時間がかなりかかってしまうと思います。
最初から完璧に理解しなくて大丈夫です。
2周目で勉強するときに他の分野の知識と結びついて覚えやすくなります。
初めから完璧を目指さずにざっとどんなことをやるのか全範囲を把握しましょう。
問題集をすぐ解く
1周目からテキストを読んだらその都度すぐに問題集でアウトプットするようにしましょう。
まだあまり覚えているわけじゃないから問題集といても全然解けないよー。
それでも大丈夫です。
テキストを読んでいるだけ、インプットしているだけでは試験で問題を解く力には結びつきにくいです。
問題集をすぐに、多くこなした方が記憶の定着がしやすくなります。
「アウトプット大全 」(著:樺沢紫苑)という著書でもインプットとアウトプットの比は3:7が良いと言われています。
最初からどんどん問題集を解いて、知識を使える状態にしましょう
間違えたところはテキストの該当箇所に印をつける
これが一番大切なポイントです。
テキストは覚えてほしいところは赤字になっております。
問題集で間違えたところは必ずテキストのどの範囲に載っているか確認しましょう。
問題集で間違えたところをテキストにのっていることを確認したら、該当箇所に赤線などの印をつけましょう。
印をつけておくことで、2、3周目にテキストを見ると、自分が覚えるべき箇所が分かるようになります。
テキストの分量は多いですが、自分が覚えるべきところを明確にすることで、時間短縮にもつながります。
テキストに書き込みを入れることで、自分専用のテキストにしましょう。テスト前に見直しにも役に立ちます。
中には参考書は使ったら古本屋に売りたいと思う方もいるかもしれません。
しかし、古本屋に売らないと割り切って書き込みをした方が、ノートに書き写す手間を省くことができます。
テキストは勉強後も家に置いておくと、見たいときに復習できるので役に立つと思います。
僕もFPでやった内容を思い出したいときにテキストを今でも開いております。
得意を伸ばすより苦手な範囲を無くす
問題集を2周したら、ある程度この範囲が覚えられないなど、苦手な範囲が明確になると思います。
苦手な範囲はやる気が失せるんだよなー
FPの試験は基本的に全ての範囲からまんべんなく出題されます。
得意を伸ばすより、苦手な範囲を減らした方が合格に近づきます。
間違えた問題が多い範囲はもう一度テキストをよく読みましょう。
そして、問題集の問題を繰り返し解きます。
早く覚えるコツはとにかく問題を何周も解くことです。合格のために苦手に立ち向かいましょう
ちなみに僕は不動産、相続、税金の範囲が苦手でした。
まとめ
義務教育や高校では教えてくれない、将来のお金に大切な基礎知識が学べるのでFPの勉強はおすすめです。
以下の内容をFP3級では確認します。
税金や年金、公的保険(健康保険や雇用保険など)、私的保険(生命保険や損害保険)、不動産などの将来のお金の不安を確実に取り除く内容盛りだくさんです。
FPでお金の勉強をするべき方はこんな方です。
このような人は、一度問題集をブックオフなどで手にとってみてどんなことを学ぶのか確認してみましょう。
試験問題のURLも記載しておきます。
是非参考にしてみてください。
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